聖闘士星矢 聖域十二宮編


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聖闘士星矢

聖闘士星矢 聖域十二宮編

機種プレイステーション2
発売日2005年04月07日
ジャンル3D格闘
メーカーバンダイ

投稿者:ゆきにゃんさん

☆オープニング

 まず、電源を入れると、星矢の声で「ゲームをするときは部屋を明るくしてくれよな」と注意が入ります。
 なんというか、最初から無駄に凝ってることを予感させる内容です。

 で、オープニングムービーとして、3Dで描かれたキャラによるペガサス幻想が流れます。
 当時放送されていたアニメのオープニングそのままで、熱い小宇宙(コスモ)を感じられること請け合い
 冷静に考えると、ものすごい無駄なことをしてるのですが、ここは原作どおりに無駄に熱く燃え上がって楽しむのが正解でしょう。
 バカになったもん勝ち。

 このオープニングの動画が見れるサイトがあったので、せっかくだからリンクはっておきますね。
 ペガサス幻想・PS2版
 参考までに、ペガサス幻想・アニメ版もドーゾ。
 PS2では、もっと滑らかに動いてますというか、さすがCGだけあって、むしろ滑らか過ぎる動きでなんかイヤです。

 ちなみに、OPで出てくる青銅二軍たちは、本編では影も形も出てきません。
 せっかくモデリングしたんだし、邪武と市くらい使わせてくれればよかったのに(;´Д`)

☆ゲームモード

 ゲームモードは大きく分けて4つ。
 十二宮編のストーリーを再現した「黄金十二宮」、対戦モードの「千日戦争」、オマケでキャラデータや玩具、カードダスなどが見れる「星矢の休日」、そして教皇になって青銅聖闘士どもの進入を防ぐ「幻朧魔皇拳」。

 ちなみに、普通のCPU戦もなければ、トレーニングモードもないです。
 なんか、他の部分の再現に小宇宙を使い果たしたみたいです_| ̄|○

☆黄金十二宮

 このゲームのメイン。
 原作どおりに黄金十二宮を進めていくモードです。
 どちらかというと、ムービーの間に一応ゲームがありますよみたいな雰囲気。
 個人的には、こーいうのは苦手というか、こうなってくると、ゲームするのがめんどくさくなってくるので、ムービーはムービー、ゲームはゲームで楽しみたいと思ったり。

 そのムービーですが、出来はなかなかのもので、かなり楽しめます。
 もちろんフルボイスですし、ハーデス十二宮編準拠のキャストなので、割と安心して楽しめます。
 無意味に次回予告があったり、タイトルがあったり、ナレーションがアニメと同じ声だったりと、テレビ番組風のつくり。
 毎回いちいちペガサス幻想が挿入されて鬱陶しかったり、無駄すぎるこだわりが爆発してます。

 名場面の再現性はなかなかのもので、特にデスマスクの情けなさは必見。
 叫び声が、原作どおりに「うびゃあーー」とか「あじゃぱァー」とか、変なのばっかり。
 オマケのifストーリーもいくつか収録されており、13星座ならシャイナさんは黄金聖闘士というネタも入っています。
 クロスがただの色違いだったりでオマケの域を出ませんが、入ってること自体が嬉しいものです。

 なんか、DVD買わないでこっち見たらそれでいいのではという気もしたり。
 当然ながら、かなり端折っていて、これだけではわかりにくいのですが、すでに内容を知っているのならダイジェストみたいなカンジで軽く楽しむには十分だと思います。
 DVDだと、十二宮だけでも全部見るのに時間がかかって大変ですけど、これならそこまで時間かかりませんしね。

 また、個人的に、クロスの再現が見事だと思いました。
 黄金に光るゴールドクロスはすごく綺麗ですし、形状を見事に再現しています。
 ポリゴンですので、アニメを再現というより、星矢のフィギュアの聖闘士聖衣神話にそっくり。
 フィギュアを持っていると特にその再現っぷりを堪能できますし、自分の持ってないものを見ると、欲しくなるという、玩具を売るのに最適なムービーとか思ったり。
 とにかく、クロスの再現は見事でした。

 ちなみに、最初にムウが「黄金聖闘士たちはあなたたちの想像以上に強いのです」とかいってますが、一番はじめに戦う相手のアルデバランは、このゲームでいうと1面だけあって、めちゃくちゃ弱いです。
 まぁ仕方ないんですけど、いきなり十二宮からはじめると、こうなりますよね(;´Д`)

☆ゲームシステム

 シンプルですが、一応、対戦格闘ゲームという形になっております。
 どれくらいシンプルかといいますと、ものすごいわかりにくい例ですが、今までプレイした中で一番近いなと思ったのは、PSで昔でた「封神領域エルツヴァーユ
封神領域エルツヴァーユ」(バカゲーページのレビュー)でしょうか。
 もっとわかりやすく言うと、サイキックフォースが一番近いと思います。

 各キャラ、通常技のコンボが3とおり、特殊技が3つほど、必殺技が4つ程度。
 原作では必殺技しかろくに使わなかったんで、これでも割とがんばってる方ですし、聖闘士は小技を出したりせずに、派手に必殺技だけで戦うイメージですし。
 原作モノのゲームということで、変に格闘ゲームとしてこりすぎず、誰にでもわかりやすいシステムにしたのはよかったと思います。
 コンボゲーに比べて、はじめてやってもそこそこ遊べるので、友人が来たときに対戦したりすると盛り上がるかなと思います。
 シンプルながら、かけひきが重要なカンジで、割と面白いんじゃないかなと。
 まぁ、対戦してないんで、憶測ですが(;´Д`)

 特筆すべきは、ムービーつき必殺技のビッグバンアタックと、倒れても復活するシステム。

 普通のゲームだと、倒れたらそれで終了か、次のラウンドに入るのですが、このゲームは原作の再現ということで、ちょっと変わっています。
 KOされると、画面が変わって後ろにアテナの姿が映し出され、「星矢!星矢!立ち上がるのです!」とか言ってきて、レバガチャすると「うぉーーー!!」とか叫んで立ち上がるシステム。
 これが、なんというか、ものすごいバカでして。
 全キャラポーズが共通なので、ムウとかシャカとかアフロディーテとか、見た目が女性キャラみたいな連中も、なんか気張ったポーズで「うぉおおお!!」とか言って立ち上がってきて、似合わなさ過ぎてギャグでやってるとしか思えないです。
 レバガチャが弱いと倒れそうになったりするので、起き上がりそうになったり倒れそうになったりを繰り返してると、笑えてきてレバガチャどころじゃないです。
 わざとレバガチャを加減して、ダウンしてる状態でピクピクさせて遊ぶとか、アフォみたいな遊びも可能。
 なお、レバガチャしなかったり、4回ダウンしたりすると、アテナがフェードアウトしていって完全にKOされてしまいます。
 逆に言うと、お互い3回は起き上がれるので、なんだか泥試合に。
 この辺、聖闘士星矢らしいです。
 ちなみに、対戦プレイなどしていると、しょっちゅうアテナが現れてきて、お前は一体どっちの味方なのかと。

 もう1つのビッグバンアタックは、必殺技ボタン押しっぱなしでゲージをためて使える必殺技。
 これで相手をKOすれば、もう起き上がってこないという便利な必殺技。
 このビッグバンアタックは、反撃できる瞬間があり、タイミングよくボタンを押せば跳ね返せます。
 何度も同じ技を使っていると、反撃されやすくなるというのが、「聖闘士には同じ技は通用しない」という原作の再現になっています。
 タイミングよくボタンを押すと、お互いのコスモが均衡状態となり、ここから連打合戦に。
 連打で勝ったほうが必殺技を繰り出すことが出来ます。
 ぶっちゃけ、疲れるし、やりこむと見切って当然になって連打合戦になるだけだし、連打の得手不得手ははっきりしているので、ちょっといただけないシステムです。
 たしかに、連打をしていると、なんとなくコスモを燃やしている気になるんですけど、もうちょいなんとかして欲しかったです。
 せめて、1度の対戦中なら1回は必ず決まり、2回目以降は見切ることが出来るとかなら良かったと思うんですが…

 なお、ビッグバンアタックが成立すると、アニメの再現で必殺技ムービーが見れます。
 氷河だと、例のヘンテコなキグナスダンスもきっちり拝めます。

 なお、登場キャラは青銅5人+射手座星矢、黄金はいて座をのぞく11人+中身空っぽジェミニ、白銀は魔鈴、シャイナ、ミスティ。
 それから、なぜかアニメオリジナルのスチールセイント。
 最後の人選は、開発費を無駄に使った壮大なネタですか?
 こんな連中いらないから、ムウのコンパチでシオン、サガのコンパチでカノンの2人を出して欲しかったです( ´・ω・`)
 サガは黒サガしか使えないというのも残念。
 ちなみに、2Pカラーは冥衣カラーなんで、原作の冥界十二宮編の再現も可能。
 ただ、サガの2Pカラーは、白サガにして欲しかったです…

☆教皇モード

 教皇になって、黄金聖闘士を配置し、青銅の餓鬼どもの進入を防ごうというモード。
 青銅が尋常じゃない強さで、黄金がメッキとしか思えないモードです。
 おまけに、アテナの加護で青銅の体力が回復したりして、アテナに対して本気で怒りがわいてきます。
 十二宮編でのサガのイライラが少しわかります(;´Д`)

 何度もプレイしていると、教皇のレベルが上がって、黄金たちも割と強くなって、まともな勝負が出来るようになるのですが、初プレイは絶望的な気分になること請け合い。

 なお、デスマスクをアフロの双魚宮に配置したりすると「お前の宮は薔薇くせーんだよ!」といったりと、絡みがあるキャラの宮に配置すると、なかなか面白いセリフが聞けます。

☆オマケモード

 ゲームをやりこんでオマケを集めようというお決まりのモード。
 ただ、公式ページにある隠しコマンドを使わないと埋められないってのはあんまりです。
 せめて、10時間遊べば隠しコマンド解禁とか、そんな風にしてもらいたかったです。

 なお、このモードではキャラのボイスが聞けるのですが、ネタなのかなんなのか、黒歴史的なセリフも聞けます。
 例の氷河の迷ゼリフ、「師の師といえば我が師も同然」とか、沙織の「誰か馬になりなさい」とか、その他シャカのろくでもないセリフの数々など。
 変なところでファンのツボを抑えすぎです。

☆総括

 定価で買ったらキツイかもしれませんけど、2000円ちょいで買うなら楽しいと思います。
 昔を懐かしんで楽しめると思いますので、星矢が好きだった人には割とオススメ。
 というわけで、安いことですし、興味のある方はぜひどーぞ。



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