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まずスタート画面で「始めから」を選ぶと、キャラメイクの画面になります。
ところが、画面にあるのは8桁表示の電卓のようなもの。
説明書を読み返してみると、「好きな番号を入れてください」とあるので、適当に番号を入れてみました。
この番号によって、戦士、魔法使いなど、様々なキャラができるそうです。私のキャラは、なにになるかな~っと待った結果、出来たのは「フリーファイター」。ファイターか、ラッキー…って…あれ?
えっと…なんですか、この、ポリゴンの美形面にロボコンの体をつけた物体は。
パッケージの絵とえれぇ違いです。
…どうやら、泣いても笑っても現実は変わりそうにないので、このままはじめます。
このゲームの目的は、ただひたすら塔に登ることです。
一番はじめの画面には、三つの塔が立っています。
それぞれ10階の塔、20階の塔、100階の塔となっています。
まず手始めに、10階の塔からはじめましょう。
さすがにマップが狭く、30秒もあれば次の階に行けます。
途中に白衣を着た博士や、妖精がぞろぞろいて、操作方法などを教えてくれるのがフレンドリー。
ちょちょいと登っていくと、ある階の博士が「ここから上の階は毎回変わってゆく」というようなことを言います。ですが、フロアには上に行く階段こそあれ、降りる階段はどこにもありゃしません。
なんの意味があるのでしょうか。
フロアには、博士など情報をくれるキャラと一緒に、モンスターもうようよしています。彼らと降れると即バトル画面にチェンジ。
バトルはダイスを使って行われ、出た目によって攻撃の当たり外れが決まります。
レベルがあがれば、それまで1~3までが当たりだったのが、4まで当たりになるなど、強くなってゆきます。はじめは苦戦してたのが楽勝できるようになると、それはそれなりに嬉しいのですが、なんで5/6の確立で攻撃成功なのに、5回連続はずすかなぁ。ということが、余裕で存在します。
が、実は、これはまだまだましな状況。10階の塔、20階の塔とクリアしていくと、100階の塔に入るころにはかなり強くなっていて、バトルに突入するまでもなく、触れただけで敵が消滅していきます。「きゅっ」て音をたてて。
あっちで「きゅっ」。こっちで「きゅっ」。あそれ「きゅっ」「きゅっ」「きゅっ」♪
…なんかこう、無害な魔物を虐殺してまわっているような、いやな気分になること請け合いです。
なんでこんなことやってるんだろう。そうだ、そろそろセーブしよう。
そのためには、セーブの場所である女神像を探さなければなりません。
が、先にも書いたとおり、タワー内部は基本的にランダムで変わります。
当然、宝箱も、トラップも、上に行く階段も、女神像の有無も。
女神はどこじゃぁぁぁぁ!
…気分はすっかりなまはげです。
ここでふと気づきます。このゲームは塔を登るゲームです。登っているんです。
なのに、なんで上に行くにつれフロアが広くなるんですか。
やっていると、そんな基本的なつっこみさえ、麻痺してしまいます。
100階をクリアしたからといって、終わりではありません。
ていうか、ここからが本番です。マップに戻ると、今まではなかった塔が出現しています。総フロア数1000階の塔が。
実はまだ226階あたりにいるので、ここから先は伝聞になりますが、1000階をクリアすると、最後の塔というものが出現します。これでほんとに最後です。
さあがんばれ、10000階。
…1000階の塔になると、50階ぐらいを一気に上に飛ばしてくれるアイテムが出現するようになりますが、10000階の塔にはまったく出てこないそうです。自力で登れということらしいですね。
ゲームの製作者は悪魔ですか。
気になる物語の方ですが、このゲームにそんなもんはありゃしません。
そのくせ、各塔をクリアするごとに「俺はひとつの心を取り戻していた」という台詞が流れます。
誰だよお前。
途中で出てくる博士とか、妖精とかも、思わせぶりな台詞をのたまわってくれますが、もしかしたら10000階の塔をクリアしたら謎が判明したりするんでしょうか。
絶対ないだろうけど。
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スペクトラルタワー
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