ドラゴンクエスト1・2


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ドラゴンクエスト1・2

ドラゴンクエスト1・2

機種スーパーファミコン
発売日1993年12月18日
ジャンルRPG
メーカーエニックス

投稿者:ゆきにゃんさん

 ドラゴンクエストといえば、誰もが知る国民的RPGです。
 さすがにその面白さは折り紙付きで、まさにRPG黎明期の傑作といえるでしょう。
 そんなゲームをそれをここで扱うのはどういうことだ、と仰るお方もおられるかもしれません。

 しかし。バカゲーとクソゲーは違います。
 このゲームは確かにクソゲーではありません。
 しかし、この頃のRPGにはデスクリムゾンの「せっかくだから」で始まるストーリー以上に理不尽な展開が盛りこまれています。
 そりゃもう、わざとやってるんじゃないかというくらいに。

 特に2の壮絶さは他を圧倒するパワーに満ち溢れています。
 今回は、名作RPGのそんな一面を垣間見て行きましょう。
 どっかの本が昔やってましたけどね。

 なお、今回はSFC版のDQ1・2を取り上げさせていただきました。
 FC版はストーリーにツッコミを入れるほどテキストが多くないという理由です。
 バランスにはいくらでもツッコミ入れられるんだけど。

ドラゴンクエスト2の華麗なる幕開け

 ある日、ムーンブルクのお城がハーゴンの軍団に襲われます。
 そして落ち延びた兵士がローレシアに向かいます。
 よく考えるとサマルトリアの方が近いのですが、サマルトリアはよっぽど嫌だったのか、どうやら彼にはローレシアしか眼中に無いようです。
 かわいそうなサマルトリア。
 まぁ、FC版では本当に役立たずだったからなぁ(;´Д`)

「ローレシアの王さま!
 大神官ハーゴンの 軍団が わがムーブルクの 城を!
 大神官ハーゴンは まがまがしい神を呼びだし世界を破滅させるつもりです!
 王さま! なにとぞ ご対策を……! ぐふっ!」

 まさしく決死のメッセージ。衝撃なる幕開けが始まるのです。

 ちなみにここでは便宜上、主人公であるローレシアの王子を「もょもと」と名付けます。
 ええ、発音できない例のアレです。

 兵士の決死のメッセージを聞いた王様は言います。

「王子もょもとよ。話は聞いたな?
 そなたも また 勇者ロトの血を引きしもの。その  チカラを試されるときが 来たのだ!」

 なんかイヤな予感。
 勇者ロトの血がどうのこうのいってます。嫌な予感爆発です。
 王様の中ではロクな対策案が練られてないような気がしてなりません。

「悲しんでいる時間は ない…。
 旅立つ覚悟ができたなら、わしについてまいれ!

 なんでそうなる。
 旅立つ覚悟っていわれても、なんで旅立たなきゃならないかがよくわからないから!

 騎士団を派遣するとか、もうちょいマシな方法考えろと。
 全く、何をどう受け取ったら、王子が旅に出ることになるんでしょうか?
 トップがこれでは、この国の未来も危ういです。
 てーか、お前が行けよ。

 あまりに突然の出来事に唖然とする王子、とりあえず周りの兵士や大臣に話をしてみます。


大臣「もょもと王子!
 じいは王子と離れるのがつろうございますぞ!」
 しかし、これもひとびとのため。泣かずにお見送りせねば……うっうっ。」

 いや、だからなんでそうなるんですか?  こいつら、絶対グルです。

 きっと、王子を無理やり旅立たせて、すべての責任を王子一人に押し付ける魂胆なのでしょう。
王子が旅に出ることを決めつけて、悲しんでいる振りをしてるとしか思えません。


兵士「旅のご無事を祈っております。
もょもと王子さま、どうかお気をつけて」

 兵士、お前もか。
 ぜーったいにグルです。
 誰も旅に出るなんて言ってませんし、王子1人で旅に出なきゃいけない理由が皆無です。

 にしても、ハーゴンの軍団にムーンブルクが壊されてから旅立つ必然性がどこにあったんでしょう?
 せめて、ムーンブルクが滅ぼされないように、もっと前に対策練るつもりはなかったんでしょうか?
 まぁ、王子1人に行かせる王様の脳みそでは無理か。

 とりあえず、仕方ないので旅立つ覚悟を決めて、階段を降ります。

王「さぁ、もょもとよ!
 その宝箱をあけて旅の支度を整えるがよい。」

 目の前には、すでに用意してたとしか思えない宝箱が。
 作為的すぎます。
 これはどう考えても陰謀としか思えません。


王「サマルトリアとムーンブルクには同じ血を分けた仲間がいるはず。
 そのものたちとチカラをあわせ、邪悪なるものを滅ぼしてまいれ!」

 いや、お前もロトの血を引いてるんじゃないのかと。
 大体、さっきムーンブルクが滅亡したといったところだろう。
 なんで王女が生きてるとわかるんですか?

 で、宝箱を開けずに進もうとすると…

王「どうした、もょもと。さあ、その宝箱を空けるのじゃ!」

 なぜか、やたら宝箱にこだわります。
 そんなにこだわるんなら、きっといいもんが入ってるんでしょうね。
 王子は宝箱をあけてみます。


 もょもとは宝箱を開けた。
 なんと!
 銅の剣と50ゴールドを見つけた!

 これだけかい。
 大体、なにが「なんと!」だ。
 いやまぁ、なんと!それだけしか入ってなかった!ということなのかもしれませんか。

 しかし、この仕打ちはあんまりすぎます。
 1のようにロトの血を引くただの若者ならまだ仕方ないです。
 所詮は他人ですから。
 でも、自分の一人息子に対して、50ゴールドと銅の剣しか与えないのは無しでしょう。
 特攻してお国のために散って来い、1億総特攻のさきがけになれってことでしょうか、コレは。

 気分はまさしく神風特攻隊。
 王家の財政がそんなに厳しいのでしょうか?
 近くで金の扉で封じられた宝物庫があったりするのに。

 「これだけ?」と唖然としながら王様に話をすると…

「行け もょもとよ。わが息子よ!」

 聞いても答えてくれません。
 そうです。たったこれだけで、ハーゴンを倒せといいます。
 そして王子と同じくロトの血を引いている自分はのうのうと暮らすつもりです。
 ゆきはハーゴンよりも、こいつ殺す方が先だと思うんですが。

 こんな王さまのこと、きっと王子が戦死したらハーゴンに泣いて謝って部下にしてもらうに違いありません。
 とりあえず上に戻って兵士たちに話を聞いて見ましょう。


兵士「ああ わたしも もょもと王子についていきたい!
 しかし、私には王さまをお守りする役目があるのです」

 いや、あんなおっさんいいから、お前がついて来いと


☆最後までアレなエンディング

 そして、この後王子は旅に出て、数々の困難を経て魔法使いであるムーンブルクの王女とともにハーゴンに勝負を挑むわけです。
 あ、もう1人ひ弱なのがいたっけ。

 ともかく。いざ、ハーゴンの神殿…と、思いきや、そこはローレシアの城でした。
 町の人の話によると、王様はハーゴンと和解し部下になったということらしいです。
 街の人々はハーゴンのことをいい人だと称え、神父は神としてあがめてます。
 王様に会うと、幸せそうにハーゴンの部下としてやってます。

 精霊ルビスによると、これはハーゴンのつくった幻だといい、まやかしをといてくれます。
 しかし、これは本当にまやかしなのでしょうか?
 あの、自分の息子を神風特攻隊のように扱う鬼畜父親のこと。
 王子が死んだら、ハーゴンに泣いて謝って本当に部下にしてもらっていたとしか思えません。

 たぶん、ローレシアの城の現状を写し出したのではないかと。
 王様は、もうとっくに寝返ってるのではないだろうかと。
 大体、悪の大神官ハーゴンが、自分のことをいい人だのどうのこうの言わせて、王子たちと戦わず平和的解決させるでしょうか?

 ともかく。
 死闘の末、ハーゴンは邪神シドーとともに王子たちの刃によって倒れ、世界に平和は戻ります。

 そしてローレシア。
 王はこの2人の勇者たちをたたえ、王子に王位を譲ろうといいます。
 王子は、まだ自分にははやいとおもい、それを拒否します。
 しかし、ここでの王様の言葉。

「これ、わがまま言うでない」

 強制的に王位を継がされる王子。
 いや、こんなときだけ立派に父親面されても困るんだけど。

 当然、選択肢なんていういいものはありません。
 大体、ワガママなのはお前のほうだ。

 そんなわけで、最後の最後まで王様に振り回されて悲惨な王子でした。

投稿者::Arachneさん

私はサマルトリアに寄った後来たのかと思ってました>よく考えるとサマルトリアの方が近いのですが、サマルトリアはよっぽど嫌だったのか、どうやら彼にはローレシアしか眼中に無いようです。



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