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このゲーム、何年か前のものですが、発売当時は結構話題になってました。
が、発売直後には沈黙してたような気がします。
私もCMのかっこよさに騙されたくちですが、うん、なにも言う気になれませんでした。
やきがまわったか、スクウェア。
初めてそんな風に思ったのも、このゲームの時でした。
「ドラゴン育成シミュレーションRPG」…まあ、一言で言えばこんなところです。
が、シミュレーション部分は非常にヌルいし、RPG部分は内容が薄いし、ドラゴン育成部分は、適当にエサやってりゃ勝手に育ってくれる程度です。
物語は、スクウェアのお約束とも言うべき「主人公=同盟側」「敵=帝国」という図式ですが、まず全員のレベルが20を超えはじめると、もう無敵です。
突発的に強い敵が出て来たりもしますが、負ける気はしません。
実際、ゲームオーバーをくらったのは一度だけです。それも、簡単なミスのせい。
しかし。このゲームのバカゲーたる所以は、そんなところにはありません。
私は、これをやって、初めてヒロインに殺意を覚えました。
このゲームのヒロイン、彼女の名はヨヨ。
王女様です。ヨヨはまだまだ幼いころ、主人公のビュウをさそってとある教会に行きます。
そこは名前は忘れましたが、「この教会に共に来た男女は、将来結ばれる」とかいう伝説がありました。
「私たち、まだ早いよね…でも、将来(以下略)」
とまあ、彼女はこのような台詞を口にします。
しかも「空を越えて想いが伝わるといいね…」とかしきりに盛り上げてくれます。
ヨヨはその後、帝国の皇帝にさらわれます。
で、物語上での数年後、なんとか助けだすのですが…すっかり美しく成長(2頭身のグラフィックじゃよくわかりませんが)した彼女、なんだか態度がおかしい。
理由はすぐにわかりました。
この女、帝国の将軍とデキてました。
しかも、あの教会の思い出を話したのち、「私、変わっちゃったね…」などとのたまいやがった!
ゲームは確かにヌルいです。でも、ちゃんとレベル上げしたし、やっかいな所もやってきたし、「ああ、これでようやく彼女を助けられる!」なんて盛り上がったりもしました。
その仕打ちがこれかい。
しかも、主人公側より敵側のほうが、主義主張がしっかりしていて、信念があって、感情移入しやすかった。
何度画面にむかって、当の将軍に「眼をさませ!」なんて叫んだことか。
いったいスクウェアは、このゲームでなにを言いたかったんでしょうか…。
クリアしても、いまいちわからないままでした。
でも、帝国の皇帝と将軍がかっこよかったので、好きなゲームです。
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バハムート ラグーン
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